四季折々にさまざまな彩りを見せる天栄村の自然。ふるさとに降る恵みの雨は、村のほぼ中央部にある分水嶺「鳳坂峠」を境に、西は日本海、東は太平洋へ山々に緑を潤しながら、すすみます。この急峻な鳳坂峠が天栄村の自然を大きく二分しています。

西部地区は、大白森山・小白森山・二峠山などの標高1,500m以上の急峻な山岳地帯が続き、二峠川・鶴沼川の渓谷、羽鳥湖周辺の高原など、変化に富んだ景観が特徴です。この地域の大半が大川羽鳥県立自然公園に指定され、村のシンボルである羽鳥湖を中心にさまざまな観光ポイントが広がってます。

東部地区は、釈迦堂川と竜田川の清冽な流れによって肥沃な耕地がひらけて農村地帯となっており、おだやかな気候の中、人と自然が豊かに共生しています。こうした二つの異なった魅力をもつ本村の自然は、次代へと引き継ぎたい貴重な財産。野生鳥獣の保護、リゾート地域などの美しい景観形成など、調和のとれた土地利用がこれからの課題です。